ひさしぶりに会った、S さん
昨日、10数年振りに再会したSさんの事を書いてみます。
当時、Sさんは㈱M社(設備会社)の専務さんでした。
仕事上、結構懇意にしてましたが、何かと「発明」に
凝っており、そのせいで(確か)会社を辞めたと記憶しています。
まあ、その仕事柄、設備関係の「新製品」とでも言うか、
僕に言わせれば、「そんなもん作ってどうするん?」といった
物を、色々と考えたり、試作品を作ったりしていました。
その後は、独立して、設備会社を始めたと聞いていましたが、
それからは、風の便り位しか聞く事はありませんでした。
今度の現場に某プレハブメーカーの下請けさんとして、
入るという事で、その打ち合わせで昨日久しぶりに会った訳です。
会うなり、「昨日の新聞見た?」 と言います。おとといの愛媛新聞に
自分が大きく出てると言うのです。
まだ、僕は見てないのですが、トイレのペーパーホルダーの新商品で
特許を取ったとか、申請したとか・・何でも、片手でペーパーが切れて
きった後5センチほど、紙が出てくる・・と言う商品らしいです。
まあ、仕事そっちのけで、いろんな事を色々考えている様です。
現場の用件としては、図面では収まらない配管をどうする?・・と言った
内容だったのですが、僕が「納まらん事ばっかりで、胃が痛い・・」と
言うと、「わしは、悩むことは何にもないよ、毎日が面白くて堪らん・・」
と返されました。 明るい、あっけらかんとした人です。
でも、こんな生き方もあるなぁ・・と思いました。
悩んで生きるより、楽しいことを考えて生きるほうがよっぽど
有意義に生きられますもんね。
面白い人に会うと・・楽しい。
左がSさんです。